コード補完

DataGripはコンテキストとスキーマの制約に基づいたコード補完機能を提供し、SQLのコーディングを高速化します。 最も重要なコード補完機能を見てみましょう。

外部キーを認識

テーブルが外部キーと関連付けされている場合、IDEはJOINステートメント全体を補完できます。

INSERTステートメント

INSERTステートメントを書く際、すべてのフィールドを列挙すると非常に手間がかかります。 DataGripの補完機能は、リストを自動的に作成し、あなたの負担を和らげます。

略語

キャメルケース表記の名前やハイフンで結ばれた名前を使用したオブジェクトがある場合は、単語の最初の1文字を入力するだけで(必要なのはこれだけです)、残りの文字列を補完できます。

ヒッピー

Alt+を使ったヒッピー(この名前の由来は誰にも分かりません)補完では、入力文字列を開いているファイル内の単語にマッチさせ、循環的に単語を補完します。

オブジェクトの修飾

補完時に確実にオブジェクトを修飾できる機能は、設定 → エディタ → スマートキーで設定できます。 Never(絶対しない)Always(常に)およびOn collisions(衝突時に)の3つのオプションがあります。ここで、これらの動作をご説明いたします。 例えば、makilapublicの2つのスキーマがあり、テーブルactorが両方のスキーマにあり、テーブルactor_1publicにのみ存在すると仮定します。 以下にQualify on collisionsの例を示します。

キーボードレイアウトを認識

これは多言語を操る方向けの機能です。入力言語を切り替え忘れてしまった場合でも、DataGripは 入力された内容を理解します。

Postfix Completion(後置補完)

この種の補完機能は、IntelliJベースの他のIDEをお使いになったことのある方にはおなじみかもしれません。 この機能は、コードのロジックを実際とは逆の方法で書く際に特に役立ちます。 例えば、table_name.afromと入力すると、テーブルのカラム名すべてがリスト表示されます。 あるいは、identifier.castと入力すると、キャスト用のコードが生成されます。 こちらのアニメーションで全動作をご確認ください。

DDLを認識

クエリコンソールにCREATE句やALTER句を含むDDLステートメントが含まれている場合、コード補完は当該DDLで行われた変更を認識します。

エイリアスの自動追加

DataGripではオブジェクトのエイリアスを追加できます。 この補完は自動で行われないため、Ctrl+Spaceで呼び出してください。