AppCode 2019.3の新機能

AppCode 2019.3ではより高速なコード補完、ハイライト、ナビゲーション、SwiftのFunction Builder、Property Wrappers(プロパティラッパー)、Opaque Result Type(不透明な結果型)への対応、多数の新しいSwiftインテンション、改良されたMessagesツールウィンドウが実装されています。

Swift

AppCode 2019.3はSwift 5.1サポートを拡張し、SwiftのFunction Builder、Opaque Result Type(不透明な結果型)、または最新標準のその他の機能に対応します。

Split / Joinインテンション

Split / Joinインテンション

以下のようなSwift用の新しい分割 / 結合インテンション一式により、コーディング時間を節約できます。

  • Split / join variable declaration and assignment(変数宣言と代入の分割 / 結合)
  • Split variable declarations with multiple elements(複数要素を持つ変数宣言の分割)
  • Split / join nested if/else statements(ネストされたif/elseステートメントを分割 / 結合)
  • Merge / split conditions within a single if(単一のif内で条件をマージ / 分割)
Flip / Invert / De Morgan's Laws

Flip / Invert / De Morgan's Lawsインテンション

Swiftの別のインテンション一式には、バイナリ式と比較を処理するものがあります。

  • Flip comparisons and binary expressions(比較とバイナリ式を反転)
  • Invert if statements(<0>ifステートメントを反転)
  • Apply De Morgan's Laws(ド・モルガンの法則を適用)

コード生成

Swiftコードを生成を支援する2つの新しいオプション(Prefer Void over ()Prefer explicit return)を追加しました。 これらのオプションはEditor | Code Style | Swift | Code Generation | Generalで利用できます。

コードフォーマット

Preferences | Editor | Code Style | Swift | Wrapping and Braces | Keep when reformattingに次の便利なコードフォーマットオプションが追加されました。

  • willSet/didSetを持つ単純なプロパティブロックを1行に維持する(Methods and functions in one line)。
  • 空の型宣言を1行に維持する(Empty type declarations in one line)。

代替のSwiftツールチェーン

Swift Tensorflowツールチェーンで作業していますか?それとも、別のカスタムSwiftツールチェーンで作業していますか? カスタムSwiftツールチェーンのすべてのコード構成を正しくロードし、それらをビルド、実行、デバッグ、テストに使用できるようになりました。

ビルドメッセージ

ビルドメッセージ

Messagesツリーを改修することで多数のUXの問題が解消され、同ツリーでXcodeが表示するものと同じ情報が表示されるようになりました。

ビルドメッセージの進捗バー

予測可能な進況バーを使用し、ビルドにかかる時間を把握できます。

ビルドメッセージの絞り込み

Xcodeと同様のオプション(All IssuesErrors and WarningsErrors Only)を使用してビルドメッセージを絞り込むことができます。

パフォーマンス

解決処理が改善されたため、AppCodeによるコードのハイライト、コード補完の表示、ナビゲートが大幅に高速化しています。

また、キャッシュ化を強化し、「Processing Swift Modules」(Swiftモジュールの処理)が旧バージョンのAppCodeと比較して大幅に高速化しています。

Mac Catalystのサポート

コーディング支援、ビルド、実行、デバッグがMac Catalystプロジェクトで動作するようになりました。