PhpStormはPHPコードをデバッグするための多数のオプションを提供しています。 配列や複雑なオブジェクトなど、 コンテキストに関連するローカル変数やユーザー定義のウォッチを検査し、その場で値を 編集できます。 サーバー向けにリモートデバッグをセットアップし、実行時に式を評価し、複数セッションで ページを同時にデバッグし、 ページ間を遷移中にデバッグセッションを維持する機能などがあります。
設定なしでデバッグ可能なため、デバッグ設定を作る必要はありません。 その代わり、PhpStorm側でデバッガからの接続を待機した状態にしてから PHPアプリケーションの開始ページをブラウザから手動で開き、ブラウザのデバッグ エンジンを有効化してください。 XdebugとZend Debuggerの両方をサポートしています。
PhpStorm でのゼロ構成デバッグに関する詳細をお読みください。
また、（一部のケースで）手動でデバッグ設定を行う必要がある場合は「PhpStormでデバッグの構成を行う方法」をお読みください。
php.iniの設定エラーが原因でPHPを正常にデバッグできないことほど苛立たしい ことはありません。
プロジェクトのPHPインタプリタを設定する際、PhpStormはデバッガのインストール状況と XdebugまたはZend Debuggerの バージョンを通知します。 PHP Servers Settingsウィンドウでは、デバッガの設定を検証 できます。デバッガを使用したいリモート環境をテストし、デバッガの設定を 検証できます。 PhpStormは不足しているものと その解消方法を通知します。
PHP対応のインラインデバッガを使用すると、すべてのデバッグデータがリアルタイムに エディタに直接表示されます。変数の値がエディタのインターフェースに表示されます。 変数の値はソースコード内の使用箇所のすぐ横に表示されます。
PhpStormのRESTクライアントには、自動設定された適切なCookieを使ってHTTPリクエストを送信するボタンがあります。 このようにして、IDEを離れることなくRESTクライアントから直接RESTful Web Serviceをデバッグ できます。
このデバッグ機能を使うと、デバッグ中にステップ実行する関数を選択できます。 この 機能は動的な関数呼び出しにも対応しています。
Z-RayおよびZend ServerのインターフェースからPhpStormのPHPデバッグ機能やプロファイリング セッションを起動できます。
対話型デバッグコンソール（REPL）を使用すると、変数の変更、PHP関数の呼び出し、追加関数の 定義を行えます。これらすべてをデバッグセッション内ですぐに実行できます。
XdebugまたはZend DebuggerをIDEから直接使用してアプリケーションのプロファイリングを実行できます。 PhpStormは、XdebugまたはZend Debuggerが生成したプロファイリングデータを可視化 します。 複数のスナップショットを選択して、集約されたプロファイリング情報を 収集することができます。 集計されたレポートを確認し、実行に関する統計情報から直接PHPコード内の 関数にジャンプできます。