対話型リベース、よりスマートになったデバッガ、開発者向けにデザインされたフォントなどをご利用ください。
コミット履歴をクリーンな状態に維持したいユーザーなら、対話型リベースを使い慣れていることでしょう。 これをさらに簡単に、かつグラフィックに改良しました。 履歴からコミットを 1 つ選んでそれを右クリックし、‘interactively rebase from here’ を選択すると、Git のログがきれいに整理されます!
普段からアトミックでかつ意味のある単位のでコミットを心掛けている開発者であれば、コミットウィンドウと自分のコードを行き来して準備を整えることはよくあるでしょう。 これを簡単に行っていただけるよう、好みに応じて、コミットウィンドウをツールウィンドウとしてコードの隣に表示できるようにしました。
通常、PyCharm (もしくは当社の他の IDE) で何らかの一覧が表示されるとき、入力をし始めれば一覧内で検索ができるようになっています。 しかし、すべてのユーザーがこれを知っているわけではないので、見やすい検索フィールドをブランチポップアップに追加しました。 また、他にも、ブランチに受信コミットや送信コミットがあるのかどうかを示す表示の追加や、リモートブランチの更新を簡単にするなど、いくつか改善を加えています。
PyCharm のデバッガは、コードの内容を変更せずに、そのコードが実際にどういった動作をするのかを確認するのに非常に優れたツールです。 以前は、大きなステートメントの中で何が起こっているのかを確認するとき、場合によっては行を分割して中間結果を見る必要がありました。 その必要はなくなりました! PyCharm の スマート Step into(ステップイン)を使えば、簡単に特定の呼び出しを確認できます。 さらに便利なことに、デフォルトのオプションとなりました。
当社のサポートチームには「PyCharm をインストールした後、どのようにコードを実行すれば良いですか?」という質問がよく寄せられます。 Windows でもう少し簡単に始められるようにしました。 PyCharm に Python のどのバージョンも見つからない場合は、python.org から Python をダウンロードし、インストールする提案が表示されます。
ライブラリを追加して作業をスピードアップできるようにしましたか? コードの中で使用している場合は、requirements.txt の中にあるはずです。また、このファイルを PyCharm で更新するのが簡単になりました。
コードリンターとインスペクションはコードの見栄えを整え、読みやすくすることで後から簡単に確認できるようにします。 たまに誤検出があるので、それを非表示にしたいユーザーがいるかと思います。 PyCharm は `#noqa` コメントを尊重し、それが指定されている場合はインスペクションを非表示にするようになりました。
PyCharm Professional Edition には、当社のウェブ開発向け IDE である JetBrains WebStorm が提供する JavaScript (およびその他のウェブ言語) 用開発機能のすべてが搭載されています。
Python コードを書いているときに、インポートできるシンボルの名前を入力し Alt+Enter を押せば、それが PyCharm にインポートされます。
Django テンプレートのコード補完に対するもう 1 つの改善点として、確実に PyCharm がテンプレートシステムの ‘builtins’ 設定を尊重するようにしています。 これで、構成するあらゆるタグに対して適切な補完が適用されるようになりました。
フロントエンドに Vue.js を使用している方は、状態管理に Vuex も使用されているのではないでしょうか。 PyCharm Professional Edition 向けの Vue.js プラグインは Vuex をサポートし、Vuex の状態オブジェクトに対する適切なコード補完などの機能を提供するようになりました。
当社は、開発ツールのトップ企業として、できる限りの努力をして開発をしやすくしたいと考えています。 そこで、基本要素の 1 つでもある、コードのフォントを改善しました。 JetBrains Mono は、プログラミング専用にデザインされ、PyCharm ではデフォルトとして有効化されています。
Python の素晴らしいところは、バックアップスクリプトのような小さなプログラムにもたくさん使用できることです。 バックアップスクリプトはプロジェクトに含まれませんが、 PyCharm を使ってそれを簡単に編集できるようにしたいと思いました。 新しい LightEdit モードを使えばこれが可能になります。 エクスプローラーまたは `charm` CLI ツールを使ってファイルを開けば、プロジェクトを作成せずに単一のファイルを編集できます。しかし、利用できるコード補完には限りがありますのでご注意ください。
複数のコマンドを一度に実行し、その結果を同時に確認することが簡単にできるようになりました。PyCharm でターミナルを右クリックし、‘split vertically’ (上下に分割)を選択してください。 もちろん、ターミナルは好みに合わせて左右に分割することもできます。
ステータスバーは常に構成可能でしたが、より簡単に構成できるようにしました! ステータスバーを右クリックし、表示するものと、非表示にするものを選択してください。 これにより、間違った数のスペースが使用されるプロジェクトへの取り組みが少し楽になるでしょう。
PyCharm Professional Edition には、当社のデータベース管理用ツールである JetBrains DataGrip のすべてのデータベース機能が組み込まれています。
データはいわば新しい石油のようなもの。時にはエクスポートする必要があります。 完全に新しくなったエクスポートダイアログを使えば、エクスポートされるデータのプレビューを簡単に表示できます。 Excel にもエクスポートできるようになりました!
SQLファイルを定義された順でデータベースに適用したいですか? これをより簡単に行えるようになりました。プロジェクトでそれらすべてを選択して、右クリックし、‘run’(実行)を選択するだけです。 ポップアップとして表示される Run configuration(実行構成)ウィンドウでファイルを並べ替えることができます。
Pro のみと書かれた機能は PyCharm Professional Edition でのみ利用できる機能です。