GitHub プルリクエストの完全サポート、エディター内の高度な例外プレビュー、その場でシグネチャを変更するリファクタリング機能が追加されました。
新しい専用ビューを使うと、プルリクエストの操作がより楽になります。 必要なすべての情報を独立した専用ツールウィンドウで確認し、完全なプルリクエストのワークフローのタスクを IDE から楽々と実行できます。
レビューはプルリクエストのフローでも非常に重要な工程であるため、今回のリリースでは PyCharm 内でレビューワークフローの各ステージを完了するのに必要な機能をすべて提供しています。 レビューの開始およびリクエスト、コメントの追加、レビューの送信などの操作を PyCharm で実行できます。
これまでは PyCharm からプルリクエストを master にマージするのはそれほど簡単ではなく、いくつかの巧みな回避策を使う必要がありました。 PyCharm 2020.2 では状況が全く異なります。 プルリクエストの merge、rebase と merge、squash と merge を難なく実行できるようになりました。
PyCharm で 2 つのブランチを比較する際、単一の概要にすべてのコミットが表示されるようになりました。 改善後のアクションでは両方のブランチのログが VCS ツールウィンドウではなく、エディター内で開きます。これにより、より多くのスペースが確保され、概要が見やすくなり、視認性が向上してブランチを比較しやすくなりました。
テストで例外ブレークポイントを明示的に設定しなくても、PyCharm が自動的に例外で停止できるようになりました。 つまり、PyCharm はコードを理解し、例外をキャッチし、実行を停止し、問題の発生箇所を正確に表示します。
もうメソッドのシグネチャを変更するのに別のモーダルダイアログを利用する必要はありません。 パラメーターをその場で編集し、新しいガターアイコンかインテンションアクション(Alt+Enter)を使用してすばやくレビューし、変更をすべての使用箇所に適用できるようになりました。
新しい in-place シグネチャーの変更と同様に、クラス名とメソッド名をその場で変更して新しい in-place リファクタリングのショートカットを使用してレビューし、変更を適用できるようになりました。 数ステップでプロジェクト全体にリファクタリングを適用できます。
PyCharm はこれまで同様に Python 言語の最新の変更に対応し、このリリースでは Python 3.9 が近日中にリリースされることを見越して PEP614(@expr 構文)、PEP-585(標準コレクションの ジェネリック型)、PEP-593(x: Annotated[...] 型)などのサポートを含めています。
PyCharm Professional Edition には、当社のウェブ開発向け IDE である JetBrains WebStorm が提供する JavaScript (およびその他のウェブ言語) 用開発機能のすべてが搭載されています。
複数の Django プロジェクトの settings.py で同じ設定の変数を何度も入力していますか? PyCharm が文書化された Django 設定の名前を自動補完できるようになりました(Ctrl-Q、または macOS の場合は F1)。
Flask プロジェクトで Python コンソールを開くと、PyCharm が自動的に Flask シェルを起動し、Flask アプリケーションとアプリケーションのコンテキスト `g` をインタラクティブな実験に使用できるようになります。
私たちは過去 1 年間で Nuxt.js のサポート、Vue 固有のコードスタイル設定、TypeScript プロジェクトでの Vue 関連の改善、およびその他多数の機能改善を行いました。 PyCharm の Vue サポートがかつてないほど高度になりました!
新しいスマートなインテンション(Alt+Enter)は、一部のアクションをより高速に実行するのに役立ちます。 例えば、数字インデックスを使った for ループを forEach 配列メソッドにすばやく変換できます。 また、エディター内にドキュメントコメントが直接表示されるようになったため、これらのコメントを参照するのが楽になりました。
新しいインスペクションウィジェットは現在ファイルに存在するすべての問題箇所について概要を明確に把握しやすくし、さらに詳細な調査を行えるように設計されています。 ハイライトのレベルを調整し、コードの改善に必要なすべての情報を把握できるようにしてください。
Windows をお使いの皆様への朗報ですが、PyCharm が「Docker on Windows」を適切にサポートするようになりました。具体的には、Windows 上で名前付きパイプ接続をネイティブにサポートするようになりました。
PyCharm Professional Edition には、当社のデータベース管理用ツールである JetBrains DataGrip のすべてのデータベース機能が組み込まれています。
‘JOIN’ を入力すると PyCharm が句全体を提供するようになったため、JOIN 句を補完する手順が 1 つ少なくなりました。 また、補完機能では可能な場合に 2 つのカラムを JOIN(結合)する手段も提供しており、当然ながら Python のコーディングにも対応しています。
待望の機能が実装されました。 ブール値をより便利に表示および編集できる手段が追加されました。 true 値が箇条書きでマークされ、他のすべての値と区別できるようになりました。
ObjectId と ISODate に加えて、UUID、NumberDecimal、NumberLong、BinData でも絞り込めるようになりました。 また、クリップボードに有効な UUID/ObjectId/ISODate がある場合、この値が推奨されるフィルターに表示されます。
Pro のみと書かれた機能は PyCharm Professional Edition でのみ利用できる機能です。