YouTrackは細かい設定なしで使用できる定義済みの課題フィールド一式を提供していますが、これらはすべて100%カスタマイズ可能です。 独自の状態、優先度、タイプを定義したり、見積もり、残作業時間、経過時間を追加したりできます。 フィールドタイプ、例えば、Enumeration(列挙)、Date(日付)、String(文字列)、Int(整数)、User(ユーザー)、Group(グループ)、Version(バージョン)、State(状態)、Build(ビルド)、Subsystem(サブシステム)などを使用し、課題に関するすべての内容を反映できます。
プロジェクト管理者はアジャイルボードやバックログ、課題リスト、フルページビューなど、どこからでもカスタムフィールドに値を追加できます。 新しい値に名前や説明を設定し、色を割り当てることができます。 この機能により、プロジェクトの設定時間を大幅に短縮できます。
カスタムフィールドを値セットと共に複数プロジェクト間で共有したり、各プロジェクト専用の値セットを独自に定義したりできます。 例えば、State(状態)とPriority(優先度)を共有し、独自にVerified by(検証者)やCurrent Owner(現在のオーナー)フィールドを持たせることができます。
作成したカスタムフィールドは、検索クエリ、コマンド、およびレポートで完全にサポートされます。 これらは任意の課題トラッカーからインポートし、CSVファイルにエクスポートし、REST API経由で管理することができます。
課題属性とその値のカスタマイズに加えて、カスタムフィールドでは以下の操作を行えます:
強力かつ柔軟性の高いワークフローを使用すると、特定のニーズに応じてプロジェクト内の課題のライフサイクルを自動化できます。 ワークフローを使用すると、チームへのイベントの通知、ポリシーの適用、定期タスクの実行、YouTrackと外部ツールの統合、既存ビジネスプロセスへの対応を簡単に実現できます。
例えば、以下を実施できます:
これらすべて、およびその他の操作をワークフローを使用して実施できます。
ワークフローはプロジェクトに割り当てることができるルールのセットです。 これらのルールはプロジェクト内の課題のライフサイクルを定義し、課題に適用可能な変更を自動化します。 ワークフローには1つまたは複数のルールを含めることができますが、別々のプロジェクトで有効にしたいルールの組み合わせを選択できます。
ワークフローはお使いのIDEでJavaScriptを使用して作成するか、YouTrack内で利用できるウェブベースのワークフローエディタでゼロから作成することができます。 完成したワークフローはZipファイルに固めて、YouTrackにアップロードしてください。
開始するには、ドキュメントをご参照ください。
YouTrackのワークフローに関する知識を交換するには、SlackのYouTrackワークフローコミュニティにご参加ください。
YouTrackには「そのまま」の状態でプロジェクトに簡単に割り当てて一般的なユースケースを処理できる、すぐに使用可能なワークフロー一式が付属しています。 例えば、サブタスクがすべて解決されたときにその親課題をクローズしたり、一定期間後に課題の優先度を上げたり、重複を管理したり、作業タイマーを組み込んだりできます。 バンドルされたワークフローの中から必要なものが見つからない場合は、当社のワークフローリポジトリをご参照ください。
YouTrackは英語、フランス語、ドイツ語、ロシア語、日本語、スペイン語でご利用いただけます。 必要に応じて 他の言語の翻訳を独自に作成することもできます。 YouTrackはサーバーレベルでローカライゼーションを提供していますので、全ユーザーに対して必要な言語を簡単に公開することができます。
YouTrackには、ユーザープロファイルページでユーザーごとに表示言語を選択できるオプションも用意されています。 この場合、検索クエリ、コマンド、およびカスタムフィールドで使用される言語は全体に適用されますが、ページヘッダー、メニュー、およびコントロールはユーザーが希望する言語で表示されます。
ワークスペースオプションを使用すると、YouTrack の外観を個人的にプレビューして選択できます。ライトスキーマとダークスキーマから選択し、フィールドとリンクパネルを適切だと思われる位置に調整できます。
ユーザーの通信要件に合わせてメール通知やJabber通知をカスタマイズできます。 新しい課題の作成、更新、コメントの追加、再割り当てが行われた際の通知方法を選択できます。 独自件名の追加や言語の変更、メッセージ本文の調整などを行うことができます。
さまざまなプロジェクトのユーザーに対して個別にアプローチしたいですか? プロジェクトレベルでカスタム通知テンプレートを設定してください。 複数言語で通知をセットアップしたり、プロジェクトごとにテンプレートを完全に書き直すことができます。
ダイジェスト方式で課題を通知すれば、課題が作成または更新された時の通知が一つのメールにまとめられて配送されるため、大量のメールに悩まされることはありません。 課題に変更が行われるたびに通知を受け取りたい場合は、個別通知方式も使用することができます。