YouTrack：絵文字リアクションを実装 (• ◡•)
YouTrack 2020.1では絵文字リアクションとその通知、コンテキスト内翻訳、新しいカスタムフィールド設定を導入し、VCS統合を改善しています。
機能
リアクション
リアクションを使うと、YouTrackのコメントに素早く反応を返すことができます。 絵文字は言葉やフレーズ全体を一つの文字に置き換えることができるため、好んで使用されています。 リアクションを効率よく使えば、課題に余計なコメントを投稿する必要がなくなります。
リアクションは見落としがちであるため、時には確認することが重要です。 そのため、通知センターにはあなたがYouTrackの課題に投稿したコメントに対する最近のリアクションをリスト形式で表示しています。 ‘View comment’ リンクを開くと、対象の課題に直接移動できます。
コンテキスト内翻訳
YouTrackのユーザーインターフェースは、英語、フランス語、ドイツ語、日本語、ロシア語、スペイン語にローカライズされています。 また、ユーザーコミュニティによってサポートされている言語（簡体字中国語、チェコ語、ヘブライ語、ハンガリー語、イタリア語、韓国語、ポーランド語、ポルトガル語）に切り替えることもできます。
私たちはこれらのコミュニティがサポートする言語をさらに簡単に切り替えられるようにすることで、改善を図っています。 コンテキスト内翻訳モードに切り替えるとすべての未翻訳UI要素がハイライト表示され、アプリケーションを離れることなくそれらの翻訳を提案できるようになります。 提案された翻訳はJetBrainsによって承認されたあと、その言語でYouTrackを使用する全ユーザーに表示されます。
カスタムフィールド用のグループベースの表示対象設定
YouTrack 2020.1では、カスタム課題フィールドへのアクセス権限を付与するオプションを拡張し、ユーザーグループを指定できるようにしました。 これにより、プロジェクト管理者は特定のフィールドを表示可能なユーザーを定義するためのユーザーグループや、そのフィールドを更新可能なユーザーを設定するためのユーザーグループを作成できるようになりました。 このきめ細やかな仕組みにより、複雑なワークフローを書くことなく非常に込み入った使用事例にも対応できるようにしています。
VCSおよびTeamCity統合の改善
YouTrackとTeamCity、UpsourceとGitHubなどのVCSホスティングサービスとの統合を改善しました。 VCSとビルドサーバー統合の新しい設定を使えば、最初に1つのプロジェクトだけに統合をセットアップし、それを他のプロジェクトと共有できます。 こうすることで、他のプロジェクトも課題に関連付けられた変更を取得することになります。 YouTrackとTeamCityを統合することで、どの課題により正確にビルド番号を割り当てるかを選択することもできます。
更新と機能強化
‘Apply commands silently’ に対する権限
プロジェクト管理者とシステム管理者はこの新しい権限をデフォルトで割り当てられ、他のユーザーに権限を割り当てることができます。 この権限が適用されている場合、課題に多数の変更を加えてもウォッチ中のユーザーに通知が飛ぶことはありません。
Swagger
YouTrack 2020.1には組み込みのSwagger Open API 3.0定義ファイルが収録されています。 これを使えば、簡単にYouTrack REST APIを参照してアプリケーションをYouTrackと統合できます。 お使いのランタイムと互換性のあるコードジェネレータツールを探すには、GitHubのページをご覧ください。