YouTrack が GitLab CI/CD との連携に対応

GitLab CI/CD は複数のジョブから構成される各パイプラインを処理します。 開発者が変更をコミットすると、GitLab が対応するパイプラインジョブを実行し、コード変更が期待通りに機能するかどうかをチェックします。 パイプラインジョブが正常に完了すると、GitLab が YouTrack に課題を更新するように通知します。

例えば、ある一連の変更で解決された課題がある場合、対応するカスタムフィールドを連携によって更新し、その課題を自動的に修正済みにすることができます。 このようなフィールドにはパイプラインへのリンクも含まれているため、ワンクリックで該当のパイプラインに移動できるようになっています。

GitLab CI/CD 連携機能は既存の GitLab VCS 連携機能の拡張版として組み込まれているため、最低限の手間でセットアップすることができます。

YouTrack で課題の概要を入力する際、本文が類似した他の課題が検索されます。 新しい課題ページには、現在作成中の課題に類似していると思われる課題が表示されるセクションがあります。 このセクションは重複する課題の作成を回避するのに役立ち、ページを離れずに類似課題へのリンクを追加する機能を提供します。 この機能は YouTrack Classic ではずっと以前から使用できましたが、今回のタイミングで YouTrack Lite にも追加しました。

YouTrack Classic の課題とコメントにテキストのスタイルを設定するオプションが追加されました。 ナレッジベースの記事に使用されている便利なテキストエディターと同じものを、YouTrack Lite と YouTrack Classic の両方で使用できるようになりました。 見出しの追加、テキストの書式設定、リストやテーブルの作成、チェックボックスの追加、ファイルの埋め込みなど、作業に関するやり取りを円滑かつ明確に行うために必要なスタイル付けを簡単に行えます。 また、それでも不十分な場合は、Markdown の編集に切り替えるオプションもあります。

簡単な図は、難しい概念の説明や問題の解決に大いに役立ちます。

そのため、YouTrack Lite と YouTrack Classic の両方に画像エディターを実装しました。 この機能を使用して、コメントの追加や画像編集を行うことができます。 ある課題の添付画像を開き、コメントによる注釈の追加、領域のトリミング、画像への書き込みを行えるほか、最も重要だと思われる部分をハイライトできます。 画像エディターを使用すれば、YouTrack でのコミュニケーションと共同作業の効率がアップします。