YouTrack にホワイトボードが導入されました

ホワイトボードは、チームが計画、ブレインストーミング、および協働作業を効率よく行うための新しく柔軟性に優れたスペースを提供します。 現在のプロジェクトを関連付けて全体像の把握や作業の整理を行うことも、追加したメモを任意のタイミングでタスクや記事に変換することも可能です。 それにより、プロジェクトマネージャーとチームがゼロから計画を作成し、進行中のプロジェクトに協働で取り組んだり、各アクティビティを YouTrack 内の自分の作業項目に関連付けられるようにしています。

また、管理者によるプロジェクトのアクセス管理を合理化し、n8n の統合やナレッジベース用の新しいリモート MCP サーバーアクションなどの AI 関連機能の改善が導入されています。

YouTrack アプリのエコシステムは拡大し続けており、DevOps、QA、サポートチームなどを想定したアプリが追加されています。

ホワイトボードで計画を行動に移す

ホワイトボードは新しく柔軟性に優れたスペースで、プロジェクトを進めながら可視化することを可能にします。 1 つの場所で既存の作業を再構成したり、次の作業内容を計画したり、作業中に発生したすべてを書き留めたりできます。

ゼロから開始することも、課題、サポートチケット、ナレッジベース記事、作業中に収集してきたメモなど、プロジェクトにすでに存在する項目を取り込むこともできます。 カードやテキストブロックを使用してまとめたアイデアをワンクリックで新しいタスクやドキュメントに変換できます。

カード間のリンクは YouTrack 内の実際の関係を反映しています。ボード上で追加した新しい関連付けがプロジェクト内にある実際のタスクのリンクとして同期されるため、常に最新の状態が維持されます。 すべての YouTrack コンテンツと同様に、ホワイトボードを個人的な作業で使用するか、他のチームメンバーに共有して協調しながら作業を進めるかはユーザー次第です。

詳細情報

プロジェクトのアクセス管理を合理化する

プロジェクトのアクセスをより簡単に管理できるようになりました。 管理者はプロジェクト概要ページの新しい People(メンバー)タブでユーザーとグループの追加・削除、ロールの割り当て、および権限によるチームメンバーの絞り込みを行えるため、ページ間を移動する必要はありません。

既存スタック内で YouTrack を使用する

n8n の統合

n8n はコードを書かずにツールとサービスを連携させるワークフロー自動化プラットフォームです。 YouTarck に n8n 専用のノードが実装されたため、ワークフローを自動化し、多数のアプリに YouTrack を接続できるようになりました。そのため、データの同期、課題更新のトリガー、YouTrack コマンドの実行、およびクロスプラットフォームなワークフローの作成を簡単に行うことができます。

ナレッジベース用の新しいリモート MCP サーバーアクション

既存の LLM、IDE、またはエージェントプラットフォームから作業しているチームを想定し、YouTrack のリモート MCP サーバーを介して利用可能な既定のアクションを大幅に拡充しました。 AI 搭載ツールを使用してナレッジベース記事の検索、作成、更新を行い、既定の可視性を指定したタスクを作成できるようになりました。

新しい YouTrack アプリ

YouTrack アプリのエコシステムは拡大し続けており、JetBrains Marketplace では現在 50 個のアプリが提供されています。 以下では、YouTrack の使い勝手を強化するアプリをいくつかご紹介します。

CARL von CHIARI の Planning widget メニューセクション

このアプリは、マネージャーがカレンダービューでチームのアクティビティを計画することを可能にします。 チームメンバーが取り組んでいるタスクとチケットを日ごとに確認し、経過時間の追跡や従業員によるビューの絞り込みを行えます。

Depa Panjie Purnama の Test Case Generator タスクウィジェット

このアプリは、ユーザーがテストケースを作成したり、AI モデルを使用してテストケースを生成しながら他の開発タスクに取り組んだりすることを可能にします。

bodm の TestOps Plugin タスクウィジェット

このアプリは、DevOps チームが機能を開発しながらテストを管理することを可能にします。 Allure TestOps の最近のテストケースを関連タスクに直接取り込めます。

Evgenii Venediktov の Bug Report Constructor メニューセクション

このアプリは、QA チームが 1 つのテンプレートを使用してバグレポートを収集し、ユーザーが保存済みのブロックを使用してタスクの下書きを素早く作成することを可能にします。

Phoenix Systems の Gerrit Integration 統合 タスクウィジェット

このアプリは、開発者が関連する Gerrit コードレビューのステータス、承認、リンクなどの変更をタスクに直接表示することを可能にします。

Appfero の Custom Ticket Views メニューセクション

この有料アプリは、サポートチームが YouTrack Helpdesk で作業する報告者の使い勝手を改善可能にすることを目的に作成されました。 報告者に自身が提出したチケットをカスタマイズ可能なビューで表示する新しいメニューセクションが追加されます。

Appfero の Customer Satisfaction タスクウィジェット ダッシュボードウィジェット

この有料アプリは、チームが自動化された顧客満足度アンケート(CSAT)からタスクの実行に関するフィードバックを収集することを可能にします。 YouTrack 内で直接独自アンケートのフローを構成し、回答の分析結果をレビューできます。

Rixter AB の Risk Manager ダッシュボードウィジェット 記事ウィジェット

このアプリは、プロジェクトマネージャーがタスクの成果の確度と影響度に基づく動的なリスクマトリックスウィジェットを生成し、プロジェクトのリスクレベルを評価することを可能にします。

TEKDynamics の Clever Checklists タスクウィジェット

このアプリは、すべてのユーザーが選択されたプロジェクトの各タスクにカスタムチェックリストを追加することで、To-Do リストで日常業務を管理することを可能にします。

twenty20 の Article Approval 記事ウィジェット

この有料アプリは、チームがナレッジベースで直接承認ワークフローを管理することを可能にします。 各記事の承認者と確認者を招待し、期日を設定して承認ステータスを追跡できます。

Maksim Fedorov の Article Templates 記事アクション ダッシュボードウィジェット

このアプリは、既存のナレッジベースコンテンツに基づいて記事の下書きを作成する作業を容易にします。 記事をテンプレートに変換し、便利な Article templates ダッシュボードウィジェットからすべてのテンプレートを管理できます。

Marcus Christensson の Text Replacer プロジェクト設定

このアプリは、プロジェクト全体に対する単発または定期的なコンテンツの更新を可能にします。 タスクや記事に使用し、外部のシステム ID をリンクに変換したり、テキストを既製のコンテンツに置換したりできます。

Maksim Fedorov の Copy link and context as Markdown タスクアクション 記事アクション

このアプリは選択されたタスクや記事のコンテキストとそのリンクを Markdown 形式でコピーすることで、コンテンツをより容易に扱えるようにします。

Marcus Christensson の Ticket Templates プロジェクト設定

このアプリは、保存されたテンプレートを使用してタスクと記事のコンテンツを自動的に更新します。テンプレートはチケットのフィールド、タグ、およびその他各種の条件に基づいて作成できます。

msp AG の Admin Tools 管理設定

管理者向けに作成されたこのアプリは、複数のプロジェクトに一度にカスタムフィールドを追加し、すべてのプロジェクトの明確な概要を提供し、YouTrack のライセンス情報を表示するページを追加します。

その他の機能強化

標準ユーザーとサポート担当者向けに YouTrack Helpdesk の使い勝手を強化

ヘルプデスクプロジェクトに内部の報告者として参加している標準ユーザーとサポート担当者の使い勝手を強化し、これらのユーザーがリクエストの提出と追跡をより簡単に行えるようにしました。 チケットを提出中に報告者の機能にシームレスにアクセスし、報告者のメール通知を受け取れるようになっています。

製品チームが会話に参加する必要がある場合、標準ユーザーがサポート担当者と同じように公開コメントかメールの CC で報告者に返信できるようになりました。

ページ全体表示の通知センター

通知センターの表示をページ全体に拡大し、そこからコメントに直接返信できるようになりました。 そのため、コンテキストを切り替えなくても簡単にフィードバックや議論に素早くできるようになっています。

その他の機能強化

AI の強化によって検索結果内のナレッジベース記事のランク付けの精度が向上したため、適切な情報をより素早く見つけられるようになりました。 また、全体的な使い勝手の改善を促進するデザインの更新も導入されています。