このページでは、dotPeek の最新の更新と変更内容を説明します。
2025.1 リリースではデコンパイラーにいくつかの改良が加えられ、最新の C# 機能のサポートが強化されてコードの可読性が向上しました。 新機能は以下の通りです:
required メンバーのサポート。 System.Threading.Lock 型のサポートを追加。 ref フィールドおよび scoped パラメーター修飾子のサポート。 allows ref struct ジェネリックアンチ制約のサポート。 ref struct 型に対するパターンベースの using のサポート。
IL Viewer(IL ビューアー)ツールウィンドウに以下を含むアセンブリマニフェストの IL コードが表示されるようになりました。
この IL コードは、テキストエディター内のアセンブリまたはモジュール属性上、または外部アセンブリの <AssemblyName>.cs ファイル内のどこかにキャレットを置くと表示されます。
プライマリコンストラクターを宣言するクラスを操作する際、dotPeek がコンストラクターとそのパラメーターを正しく表示するようになりました。デコンパイルされたコードから直接どのようにオブジェクトがインスタンス化されるかを全体的に把握できます。
NET6_0_OR_GREATER)を正しく認識するようになったため、コードが正確に表現されるようになりました。 Assembly Explorer(アセンブリエクスプローラー)ツールウィンドウがアセンブリのビルド構成を検出して提示するようになったため、アセンブリのコンパイルコンテキストに関するより明確なインサイトを得られるようになりました。
この dotPeek 2024.1 アップデートでは、新しい Assembly Diff(アセンブリの差分)ツールウィンドウが導入されました。 これに伴い、いくつかの変更が適用されています。
.zip アーカイブの比較機能が Assembly Explorer(アセンブリエクスプローラー)から Assembly Diff(アセンブリの差分)ツールウィンドウに移動されました。
dotPeek で WebAssembly の WebCIL パッケージング形式がサポートされるようになりました。 このサポートには以下が含まれます。
.wasm ファイルを表示する機能。
dotPeek 2023.3 では、NuGet パッケージ、フォルダー、および .zip ファイルを比較できるようになりました。
アセンブリの比較機能には、より多くの比較オプションが含まれています。 複数の差分モード(Show all(すべて表示)、Show only differences(差分のみを表示)、Show only signature differences(シグネチャーの差分のみを表示)、Show only public API differences(公開 API の差分のみを表示))から選択できます。 また、差分でメンバー/属性の順序の違いや null 許容参照型のアノテーションの違いを無視するかどうかを指定できます。
#nullable disable ディレクティブがデコンパイルされたソースに表示されます。
dotPeek 2023.2 では 2 つのアセンブリを詳細に比較する方法が導入されています。 この機能は特定のアセンブリの 2 つのバージョンの違いを精査し、より新しいバージョンに混入している可能性のある潜在的な脆弱性を探す場合に特に便利です。
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dotPeek の 2023.1 バージョンには、IL Viewer ツールウィンドウに対して次の改善が加えられています。
async メソッド、ラムダ式、ローカル関数、高レベル C# のローカル関数とネストされたローカル関数宣言の同期が改善されました。