ReSharper 2026.1 リリースの概要へようこそ。 このバージョンは以下の改善を含め、日々の .NET 開発をより快適かつ効率的に進められるようにすることを意図しています。
ReSharper 2026.1 ではパフォーマンス監視を進化させるための新たな一歩として、Monitoring(監視)ツールウィンドウが導入されました。 この新しい専用ツールウィンドウでは実行時のパフォーマンスの状況をより明確かつ包括的に把握でき、問題が自動検出されるため、最適化可能な部分を簡単に特定できます。
Monitoring(監視)ツールウィンドウでは、実行時またはデバッグ時にアプリケーションの主な実行時メトリクスを観察できます。 .NET プロファイリングツールや動的プログラム解析(DPA)を介してすでに提供されていた機能を元に作成されていますが、それらを 1 つのビューに統合して実行時の挙動を一目で評価できるようになっています。
Starting with ReSharper 2026.1, the Monitoring tool window is available when using ReSharper as part of the dotUltimate subscription.
Dynamic Program Analysis(DPA)機能は 2026.2 リリースでサポート終了となりますが、基本的な機能は今後も新しい監視エクスペリエンスを通じて提供されます。
現在、以下のような制限があります。
The Monitoring tool window is not currently supported in Out-of-Process mode. ReSharper 2026.2 ではこの制限をなくす作業を進めています。
監視の仕組みとその使用方法に関する詳細は、公式のドキュメントをご覧ください。
ReSharper が Visual Studio Code と Cursor や Google Antigravity などの互換エディターにも対応しました。これにより、JetBrains の C# ツールをお好みのエディターに導入できるようになりました。
この拡張機能は C#、XAML、Razor、Blazor に対応したリアルタイムコード解析、リファクタリング、ナビゲーションを提供します。 また、プロジェクトおよびソースジェネレーターを管理するための Solution Explorer(ソリューションエクスプローラー)も含まれており、NUnit、xUnit.net、MSTest のユニットテストを組み込みでサポートしています。
VS Code と互換エディター向けの ReSharper は、ReSharper、dotUltimate、All Products Pack サブスクリプションでご利用いただけます。 非商用利用に限定した無料サブスクリプションも提供されています。
詳細は、こちらの専用のブログ記事をご覧ください。
ReSharper 2026.1 では C# 拡張メンバーのサポートが拡大され、進化し続ける言語機能をより効率的に利用できるようになりました。
新しい Consolidate extension members(拡張メンバーの集約)コンテキストアクションを使用すると、互換性のある拡張宣言と従来の拡張メソッドを 1 つのブロックにまとめられます。 Import extension member(拡張メンバーのインポート)クイックフィックスも改良され、あらゆる種類の拡張メンバーをサポートするようになり、必要に応じて不足している using ディレクティブが自動で追加されるようになりました。
拡張メンバーに関する移動操作やリファクタリングも改善されました。 ReSharper で拡張ブロックのデコンパイルと生成されたソースへの移動が可能になり、Extension Method to Plain Static(拡張メソッドから普通の static メソッド)リファクタリングが拡張ブロック内で宣言されたメソッドで機能するようになりました。
ReSharper 2026.1 では今後導入が予定されている C# 言語の更新に対する早期サポートが導入され、言語の進化に合わせて新しい構文を試せるようになっています。
このリリースではコレクション式の引数の初期サポートと [ExtendedLayout] 属性のサポートを含めることで、ReSharper とコンパイラーの革新的な最新機能が引き続き円滑に連携できるようにしています。
このリリースでは複数の新しいインスペクションとスタイルオプションが追加され、より安全で一貫性のあるコードを作成しやすくなりました。
ReSharper が有効期間の短い HttpClient インスタンスを検出し、より安全な再利用パターンを提案できるようになりました。 また、ImmutableArray<T> でコレクションイニシャライザーが使用されている場合、実行時に NullReferenceException が発生する可能性があることも警告するようになりました。
その他、以下のような改善点があります。
string.Empty と "" のいずれかを選択できます。 #nullable enable を挿入するオプションが提供されます。 [LoggerMessage] 属性に基づいてメソッドの定義を生成できます。 このリリースでは、インデックス作成、コード補完、およびコード解析で複数のパフォーマンスの改善が導入されました。
アセンブリで定義されているアノテーション付き型メンバーのインデックス作成処理を大幅に見直し、その高速化とメモリ効率の向上を実現しました。
一部の高コストな処理を排除することで、インポート補完の応答も改善しています。
コストのかかるインターフェース型のチェックを減らすことによってパフォーマンス的に重要な複数のコードパスも最適化され、コード解析が高速化され、全体のオーバーヘッドが軽減されました。
ReSharper 2026.1 では、以下を含む C++ のサポート改善が行われています。
#embed ディレクティブ、C++23 の浮動小数点型の拡張、C2Y の _Countof 演算子、およびその他の機能のサポート。 C++ 関連の更新の詳細については、ReSharper C++ 2026.1 の新機能ページをご覧ください。
ReSharper の Out-of-Process(OPP、アウトプロセス)モードの安定性を継続的に向上させる取り組みにより、ReSharper のバックエンドが Visual Studio から分離され、応答性とレジリエンシーが改善されました。
本リリースでは 70 件以上の問題を修正し、Out-of-Process(アウトプロセス)アーキテクチャに関する改善を行いました。 今回の修正により、ナビゲーション(特に Peek アクション)、UI 操作、ユニットテストセッション、ソリューション状態の同期を含む幅広い場面での問題が解決されます。
ReSharper が Out-of-Process(アウトプロセス)モードで使用する .NET ランタイムも .NET 10 にアップデートされました。
ReSharper の複数のエディター UI 要素を更新し、Visual Studio のモダンな外観により適合させました。
デザインを刷新することで、エディター組み込みのコード補完 UI がよりすっきりとした一貫性のある外観になりました。
パラメーター情報ポップアップ、ツールチップ、その他のエディターのポップアップを含む多数の関連 UI コンポーネントがモダン化され、古いビジュアル要素が置き換えられ、複数のテーマや DPI の設定で見た目が改善されました。
最新の UI では Visual Studio のエディターの拡大・縮小機能がサポートされ、拡大率が変更されても補完リストとパラメーター情報が正しく拡大されるようになっています。