CLion 2026.2 Help

Parasoft C/C++test​

CLion から直接 Parasoft C/C++test 静的解析を実行するには、 外部ツールとして構成し、組み込みの SARIF ビューアーで検出結果を確認できます。

CLion は C/C++test のコマンドラインランチャー(cpptestcli )を呼び出し、CLion が生成するコンパイルデータベース( compile_commands.json )を読み込み、プロジェクトにレポートを書き込みます。

前提条件

  • Parasoft C/C++test がマシンにインストールされており、 cpptestcli ランチャー(例: /home/<user>/parasoft/cpptest/cpptestcli )のパスを知っていること。 インストールやライセンスの有効化方法については、 Parasoft C/C++test インストールガイド を参照してください。

  • EULA に同意し、ライセンスを提供し、レポートフォーマットをリストした C/C++test 設定ファイル(例: cpptest.localsettings.properties )がプロジェクトにあること。 SARIF ビューアーを使用するには、レポートフォーマットに sarif を含めてください:

    report.format=html,xml,sarif report.location=./reports

外部ツールを構成します

解析スコープごとに外部ツールを定義してください。たとえば、単一ファイル解析用とプロジェクト全体解析用です。

  1. 設定 | ツール | 外部ツール を開きます。

    外部ツール設定
  2. 追加+ )をクリックします。

  3. 必須フィールドを入力し、 OK をクリックします。

    ツール設定

引数

単一ファイル解析用の引数例を以下に示します:

-settings "$ProjectFileDir$/cpptest.localsettings.properties" -compiler gcc_13-aarch64 -config "builtin://Modern C++ (11, 14 and 17)" -input $CMakeCurrentBuildDir$/compile_commands.json -resource $FilePath$
  • -settings― ライセンスとレポートフォーマットを持つローカル構成ファイルです。

  • -compiler — 使用しているツールチェーンに合致するコンパイラー構成 id です。

  • -config― テスト構成です。 内蔵の構成を利用するか、 .properties ファイルのように "$ProjectFileDir$/[rules].properties" を指定することもできます。 上記の例では、内蔵の構成は Modern C++ 用の Parasoft 内蔵構成です。 ライセンスに MISRA C++ 2023 ルールが含まれる場合、たとえば構成は -config "builtin://MISRA C++ 2023" です。

  • -input — ビルド時に各ファイルに使用された正確なフラグやインクルードを cpptestcli で把握できるようにするためのコンパイルデータベースです。

  • -resource― 解析範囲を現在のファイルに限定するスコープです。 プロジェクト全体の解析ではこの引数は不要です。cpptestcli ではプロジェクトレベルがデフォルトスコープです。

解析を実行します

解析を実行するには、メインメニューから ツール | 外部ツール | <tool name> を選択します。

解析を実行

ランチャーの出力は 実行 ツールウィンドウに表示されます。

解析出力

実行が終了すると、C/C++test はレポートを -report ディレクトリに書き込みます(例: reports/report.sarif report.html report.xml )。 SARIF レポートは実行ごとに上書きされます。

ツールをキーボードショートカットで実行する場合は、 設定 | キーマップ外部ツール でショートカットを割り当ててください。

SARIF ビューアーで結果を表示します。

プロジェクト ツールウィンドウで生成された reports/report.sarif ファイルをダブルクリックします。 検出結果は 問題 ツールウィンドウの SARIF 解析結果 タブにツールごと、ルールごとでグループ化されて表示されます。 各結果にはルールのメッセージとそのソース箇所が示されます。

SARIF 結果ウィンドウ

検出結果のコードを開くには、ダブルクリックするか、 Enter を押すか、コンテキストメニューで ソースに移動 を選択してください。

ソースに移動

CLion はインポートしたレポートパスを記憶し、プロジェクト再オープン時に再読み込みします。

詳細については、 SARIF ビューアー をご参照ください。

2026 年 7 月 15 日