機能
このページでは、クロスプラットフォームのC/C++IDEであるCLionで利用可能な機能について説明します。 詳しい学習リソースは、学習センターやCLionオンラインヘルプのセクションを参照してください。また、実際にお試しになりたい場合は製品をダウンロードしてください。
インテリジェントなコーディングアシスタンス
CLionに単調な作業を任せて、重要なことに集中しましょう。 CLionは、コードを徹底的に理解し、スマートで精度の高いコード補完や、軽快に動作するコードナビゲーション、信頼できるリファクタリングで生産性を向上させることができます。
簡単にスタート
CLionで新しいプロジェクトを始めるのは驚くほど簡単です。そして、ファイルはワンクリックで追加できます。 CLion は、CMake、Makefile、Gradle およびコンパイルデータベースプロジェクトのモデルに対応しています。
スマートエディタ
コンテキストを分析し、プロジェクトを理解するIDEのおかげで、コーディングスピードが思考より早くなります。 コードインサイトを介して、スマート補完や、フォーマッティング、役に立つビューを試しましょう。
ナビゲーション＆検索
シンボル、クラス、またはファイルへの即時ナビゲーションで、コード内を自由自在に移動できます。 呼び出しや型階層を調べて、（IDE設定を含めて）ほぼすべてを簡単にどこでも検索できます。
コード生成とリファクタリング
getter/setterからもっと複雑なテンプレートまで、CLionはコードを生成するので、不要なタイピングをせず、時間を節約できます。 リファクタリングを使用して、コードを思考速度で改善し、キレイにします。
コードのオンザフライ分析
CLionを使用して、美しくて正しいコードを書きましょう。 サポートされている言語の静的分析（DFAを含む）は、入力しているとすぐにコード内の警告とエラーを強調表示し、クイックフィックスを提案してくれます。
エディタのカスタマイズ
エディタのデフォルトテーマを選ぶか、好みに合わせてカスタマイズも可能です。 キーボード操作中心のアプローチを採用して好きなキーマップを選択することもできるし、簡単に自分で作成することもできます。
組み込みツールと連携機能
CLion は、単なるエディターではありません。問題の調査と解決を容易にする強力なデバッガーと動的解析ツールを提供しているほか、ユニットテスト用の Google Test、Boost.Test、Doctest、Catch が組み込まれており、初期状態で多くの一般的な VCS をサポートしているといった特徴があります。
リモートでのコラボレーション作業
Full Remote モード、WSL、またはリモートデバッガー環境を選択して、リモート作業を進めることができます。
コラボレーション環境を向上させ、同僚とリアルタイムで CLion プロジェクトの作業を行えます。
組み込み開発
CLion はマイクロコントローラー開発向けに、さまざまなオンチップデバッグオプション、ARM デバイス用のペリフェラルビュー、FeeeRTOS スレッドビュー、および STM32CubeMX の統合をサポートしています。
動的解析
Valgrind MemcheckとGoogle Sanitizersの統合を使用して、メモリーエラーや、データ競合、未定義の動作の問題を検出します。 CPU Profilerの統合によってアプリケーションのパフォーマンスを分析できます。
CMake サポート
CMakeは、CとC++プロジェクトに広く使われる人気のクロスプラットフォームビルドシステムです。 コード生成、コード補完、自動的ターゲット更新でCLionのスマートなCMakeサポートを活かしましょう。
ユニットテスト
CLion は Google Test、Boost.Test、Doctest、および Catch フレームワークをサポートしており、テスト結果を調査するための強力な UI と組み込みのテストランナーを提供します。 テストを書くときにコードを生成することもできます（Google Test用）。
コードのドキュメント化
CLionを使用して、簡単にコードをドキュメント化できます。 DoxygenスタイルのドキュメントをQuick Documentationのポップアップでプレビューしたり、コマンドと関数のパラメータに補完を使用したり、Doxygenコメント用にスタブを生成したりできます。
VCS統合とローカルヒストリー
Subversion、Git、GitHub、Mercurial、CVS、およびPerforceなどの人気なVCS用の統一インタフェースを備えています。 そして、ローカル履歴は予期せぬ事故から守ります。
ターミナル、Vimモード、データベースなど
組み込みターミナル経由でコマンドラインを使用したり、Vimキー割り当てを含むVimエミュレーションモードをつけたり、他のさまざまなプラグインを使ってIDEの機能性を拡張することができます。
一つのIDEで多言語に対応可能
CLion は C、および C++ でのネイティブなクロスプラットフォーム開発向けに設計されています。 また、CMake言語、人気なウェブテクノロジー（例えば、JavaScript、XML、HTML、Markdownなど）の基本的なサポートを提供します。バンドルされているプラグインやリポジトリのプラグインを介して利用可能な他の言語も含まれています。