パス変数
パス変数は、絶対ファイルシステムパスのプレースホルダーです。 これにより、ハードコードされた絶対パスを名前付き変数に置き換えることができます。 その結果、プロジェクトの設定を異なるマシン間で移植することが可能になります。
こうしたリソースは開発者ごとにコンピューター上の異なる場所にある場合があるため、ユーザー定義のパス変数は グローバル IDE 設定として保存され、 プロジェクト設定ではありません。 プロジェクトには変数名のみが保存され、各開発者はローカルでその値を定義します。 一度設定すると、パス変数は CLion のインスタンスで開いているすべてのプロジェクトで同じ値になります。
CLion には、ホームディレクトリ用の $USER_HOME$ と、プロジェクトが格納されているディレクトリ用の $PROJECT_DIR$ の 2 つの定義済み変数があります。
外部ツールおよび次の型の実行 / デバッグ構成を設定する際にパス変数を参照できます:
パス変数を作成して使用する
例: プログラムがファイルから入力データを取得する場合、ファイルの場所のパス変数を作成し、VCS を通じてチームメイトと共有する実行 / デバッグ構成でこの変数を参照できます。
Ctrl+Alt+S を押して設定を開き、 を選択します。
をクリックして、新しい変数の名前(たとえば、
DATA_PATH)と、ディスク上のデータファイルを含むターゲットディレクトリを指す値を入力します。
構成設定で、必須フィールドの
(この例では 入力をリダイレクト )をクリックします。 マクロ ダイアログで変数を選択します。

プロジェクトファイルとして保存する。 チェックボックスを設定し、設定を含むファイルを保存する場所を指定します。

このファイル(デフォルトでは <project directory>.idea/runConfiguration/<configuration name>.xml )の内容を確認できます。

VCS を介してこの .xml ファイルを共有すると、チームメイトは
$DATA_PATH$を含む構成を取得し、入力データファイルの場所を指すように値を変更できるようになります。
パス変数を無視する
プロジェクトを開くまたは更新するたびに、CLion は未解決のパス変数をチェックします。 IDE がいずれかを検出すると、それらの値を定義するように求められます。 未解決のパス変数を含むファイルまたはディレクトリを使用しない場合は、無視する変数のリストに追加できます。
実行 / デバッグ構成に渡されるプログラム引数がパス変数(例えば環境変数)と同じフォーマットの場合、無視される変数のリストも使用できます。
Ctrl+Alt+S を押して設定を開き、 を選択します。
CLion がパス変数と見なさないようにしたい名前を 無視される変数 フィールドに追加します。
変更を適用するには、 OK をクリックします。