機能一覧

このセクションでは、DataGrip で使用できる機能の概要を紹介します。 この内容は、IntelliJ IDEA Ultimate、PyCharm Professional、PhpStormRubyMineCLionGoLandRider、および WebStorm で使用されているデータベースプラグインにも関連しています。 詳細については、ドキュメントページをご覧ください。

データベースの探索

DataGrip は複数のエンジンに対応したデータベース環境です。 DBMS に JDBC ドライバーが用意されていれば、DataGrip から接続できます。 また、サポート対象エンジン用のオブジェクトを作成・変更するためのデータベースイントロスペクション機能とさまざまなツールを提供しています。

ナビゲーション

クイックナビゲーションを使うと、コード内で作成したばかりのオブジェクトにも、データベースから過去に読み込まれたオブジェクトにも移動できます。

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ダイアグラム

詳細なダイアグラムを使用して、複数のテーブル同士のリレーションシップ(関係)を詳しく調査できます。

スキーマの差分

複数のスキーマを比較して差分を確認し、それらに対する移行スクリプトを生成できます。

データの操作

データベースの要はデータです。 DataGrip を使えば、編集、検索、インポート、エクスポートを含むあらゆるデータ操作を処理できます。

データエディタ

強力なデータエディターを使って、データ行の追加、削除、編集、複製を実行できます。 外部キーでデータ間を移動し、テキスト検索を使って、データエディターに表示されるデータ内のあらゆるものを検索できます。

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インポート/エクスポート

DataGrip には CSV ファイルからのインポートといった一般的な機能に加えて、任意のテキスト形式を出力できる強力なエクスポート用スクリプト作成機能が備わっています。 CSV、JSON、HTML、Markdown などの形式に組み込みで対応しており、Excel へのエクスポートも可能です。

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データの比較

差分ビューアーを使用して、テーブルまたはクエリ結果を比較できます。 DataGrip ではこれら 2 つの差分をハイライト表示し、許容誤差パラメーターで比較条件のレベルを調整できます。

SQLのコーディング

DataGrip は優れた IDE にふさわしいスマートコード補完、コードインスペクション、オンザフライのエラーハイライト表示、クイックフィックス、リファクタリング機能を備えています。 これらの機能を使って SQL コードのコーディング効率を高めることで、時間を節約できます。

スマートテキストエディター

他の IntelliJ プラットフォーム IDE と同様、DataGrip には生産性向上に役立つコードエディターが付属しています。 コードブロックの変換や移動、複数のカーソルによる選択箇所の管理、特定のスタイルに準拠したコードの整形などを行えます。

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コード補完

DataGrip はコンテキストに応じたコード補完を提供し、SQL のコーディングを高速化します。 テーブル構造、外部キー、さらに、編集中のコードで作成されたデータベースオブジェクトさえも認識して補完します。

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コード生成

一般的なコードを手動でコーディングする必要はもうありません。コーディングは DataGrip にお任せください。 UI ベースでテーブル、カラムなどのオブジェクトを変更するコードを生成できます。 また、任意のオブジェクトの DDL を取得したり、結果セットの取得やデータ更新の後に DML ステートメントをエクスポートしたりできます。

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コード解析&クイックフィックス

DataGrip は SQL コード内でバグが発生しうる箇所を検出し、該当箇所を即時修正するのに最適なオプションを提案します。 未解決のオブジェクト、キーワードを識別子として使用している箇所について直ちに通知し、常に問題の解決方法を提案します。

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リファクタリングと使用箇所の検索

DataGrip は SQL ファイル内のすべての参照を適切に解決します。 SQL内のデータベースオブジェクトの名前を変更する際、それらはデータベース内でも名前が変更されます。 テーブルがどのストアドプロシージャ、関数、ビューで使用されているかを素早く確認できます。

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コードフォーマッター

データベース開発者のスタイルには個人個人で若干の違いがあります。コードフォーマッターのオプションは、個人個人のニーズに合わせて構成できるようになっています。

クエリの実行

DataGrip のクエリコンソールは、どの SQL 開発者にとっても必須の基本ツールです。 スキーマのコンテキストとクエリオプションの異なる複数のコンソールを作成できます。

クエリコンソール

最小のステートメントから最大のステートメントの範囲で実行対象を選択することで、コンソールのクエリ実行動作を指定できます。 読み取り専用、エディター内での結果表示、トランザクションの手動コミットなどのモードを使用できます。

クエリ履歴

実行するクエリはすべてログファイルに保存されます。 ファイルごとのローカル履歴も作成されます。入力内容は入力した時点で保存されるため、作業内容を失うことはありません。

ユーザーパラメータ

DataGrip はパラメーター付き SQL クエリの実行をサポートしています。 正規表現を使用して独自のパラメーターパターンを追加し、そのパターンを適用する SQL ダイアレクトを選択できます。

ファイルの操作

多くの開発者は、クエリスクリプトをファイルに保存しています。 DataGrip には、このようなファイルを操作する機能が多数備わっています。

DDL データソース

スキーマの DDL ステートメントを含む SQL ファイルをデータソースとして使用できます。 そのため、ファイルに定義されたテーブルや列、その他のオブジェクトを参照することが可能です。 また、DDL データソースを実際のデータソースにマッピングして、これらの間で変更を同期することもできます。

VCS のサポート

DataGrip は多くの一般的なバージョン管理システム向けに統一したインターフェースを使用しており、Git や他のシステムで一貫した使い心地を実現しています。 GitHub 統合も使用できます。

実行構成

実行構成を使用することで、スクリプトを開かずに実行できます。 それぞれの構成には、実行順序を指定した複数のスクリプトファイル、複数のターゲットスキーマ、実際に実行する前に完了させたいタスクのリストを含められます。

ユーザーインターフェース

ローカライズされた UI

ユーザーインターフェースは、中国語、日本語、または韓国語で表示できます。

カスタマイズ可能な外観

DataGrip には、ライトテーマとダークテーマが備わっています。 どちらも完全にカスタマイズ可能で、色の変更にも対応しています。 さらに、ユーザー独自のカラーテーマを作成できるほか、プラグインリポジトリにはたくさんのオプションが用意されています。

カスタマイズ可能なキーマップ

DataGrip の力はショートカットにあります。 使いにくいショートカットを変更したり、IDE のあらゆるアクションに独自のショートカットを割り当てたりできます。